こんにちは!BEYOND富山店です!
皆さんは「5月病」という言葉を聞いたことがありますよね?
5月病は、実は正式な病名ではなく、ゴールデンウィーク後に憂鬱になる、なんとなく気分がすぐれない、軽度のうつ症状を指す俗称です。
具体的な症状として、無気力、食欲不振、頭痛、めまい、不眠などが挙げられます。
今回、注目したいのが「不眠」です。実は、ダイエットと睡眠は非常に深い関係にあります。
結論からいうと、不眠の方は太りやすい傾向にあり、質の良い睡眠がとれている方は痩せやすい傾向にあります。
そこで今回は、ダイエットと睡眠の深い関係性、さらにダイエットの質を高める睡眠のとり方をご紹介します。
睡眠不足は筋分解を引き起こす
睡眠不足によって太りやすくなると言われている原因は、睡眠不足になると「コルチゾール」と呼ばれるストレスホルモンが分泌され、このコルチゾールに筋分解の作用があると言われているからです。
さらに、コルチゾールは成長ホルモンの分泌を阻害する働きがあり、代謝の向上に欠かせない筋肉量を増やす働きを阻害することから、代謝の低下につながる=太りやすくなる、と考えられています。
一般的に不眠かそうでないかは7時間の睡眠ができているかどうか、が判断材料となると言われていますが、見直すべきは睡眠時間ではなく「睡眠の質」です。
7時間の睡眠がとれていなくても、眠りの深いノンレム睡眠をしっかりととれるようになれば、成長ホルモンがしっかりと分泌されて筋肉量を高める睡眠ができるからです。
睡眠不足になりやすい人の特徴
睡眠不足の一つの原因として、ストレスが挙げられます。
睡眠の質を高めるには副交感神経を優位にしなければなりませんが、ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、睡眠の質を阻害します。そのため、ストレスに対して自分なりの解消法を見つける必要があります。
例えば、仕事でストレスを感じやすい方はそれこそ筋トレをするのもいいでしょう。BEYONDでも仕事のストレスを発散させるために筋トレがモチベーションになっている、というお客様はすごく多いです。
比較的、ストレスは外的要因によるものが多いですが、ストレス以外で自ら睡眠不足の原因を作ってしまっている内的要因パターンも実は多いです。
例えば、照明やテレビを付けたまま寝る、寝る直前までスマホをいじる、就寝前にコーヒーやエナジードリンクを飲んでカフェインを摂っている、などです。これらすべて睡眠障害を引き起こす原因となるため、該当しているものがあれば見直す必要があります。
睡眠の質を上げる方法
睡眠の質を高めるには、まず、睡眠不足の原因となる要因を取り除いてあげることが大事です。
例えば、夜寝る前1~2時間ほど前にベッドに入り、徐々に照明を暗くすることによって睡眠の質を引き上げる副交感神経を優位にすることができるようになります。
また、就寝前に覚醒作用のあるカフェインを含む飲み物(コーヒーなど)を控え、その代わりに自律神経を整えるホットミルクやリラックス効果のあるハーブティー、体を温める白湯を飲むなどの対策もとても効果的です。
トレーナーとしておすすめしたいのは「全身浴」です。全身浴で体を温めることによって副交感神経が優位になり精神的にリラックスできるだけでなく、全身の血流が良くなるので疲労回復や筋肉痛の緩和にもつながります。トレーニングをした日は特に全身浴はおすすめです。
頸部を温めることによって全身を効率よく温められるようになるので、そこを入浴のポイントとして意識してもらえるといいでしょう。
他にも、自分に合う枕に買い替える、室内温度を適度に保ち湿度を50%前後に維持する、朝起きたら太陽の光を浴びて体内時計のズレを整える、体に適度な疲労感を与えるために軽い運動を行う、なども睡眠の質を高めるうえで非常に効果的な方法です。
どうでしたか?今日はダイエットと睡眠の関係性について深堀りしてみました。現代人、特に日本人は欧米諸国の人と比べると睡眠時間が短いと言われています。仕事の関係などでこれ以上睡眠時間を長くとれない方も多いと思いますので、睡眠時間を無理に伸ばすことは考えずに、まずは“睡眠の質”を高めることを意識してみましょう。
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